今、有機栽培や無農薬という表示のお野菜たちが店頭でよく見られるようになりました。
これは私たち消費者の意識の高まりでもあって、とても素晴らしいことです。
しかしこの有機や無農薬という認定をいただくには国による許可が必要で、お金がかかります。でも・・自然本来の方法で野菜を育てようとすればするほど、お金とは無縁でなくてはやっていけません。そんなこともあって国が決める認定は、本当に良い農業を進めていこうとする農家には足かせとなっているのが今の実情ではないでしょうか。（家づくりでもまさに同じ事がおこってますね。）
大量に野菜を育て大型農業化すれば手間も省け利益も得やすいですが、その反面、自然にはどんどん矛盾していき、手が行き届かなくなり、農薬や肥料に頼らなければ維持出来なくなります。しかし国は、それを知ってか知らずかどんどん大型農業化を進めていますから、益々おかしいですね(＾ﾍ＾;。。
石油をドンドン使って環境に負荷をかけながらハウス栽培をし、また大型機械で耕作していく。そしてたくさんの恵みを生んでくれる母なる大地を農薬で汚し、自然の営みに必要な虫たちを殺していくやり方は、最終的に私たちがこの地球で生きていくための道を閉ざしていることをも意味しています。農業とは本来、自然の営みに添いながら恵みに感謝しながら頂き享受するもので、自然に反したおこないの中に残念ながら『繁栄』という答えはありません。。
ここで紹介する農家の方々は、自然と共生しながら野菜をそだて、そして安心して食べられるお野菜を私たちに提供してくれる方々です。しかし先述のとおり有機や無農薬という表示はしておりません。このように自然本来のあり方で農業をすすめている農家を広め、安心できるお野菜をあたりまえにしていくためには消費者自身が賢くなる必要があります。認定に振りまわされず、『知って』→『選ぶ』という事をしなければいけません。また有機と言っても有機＝安全を意味している事ではないのも知ってほしいところです。
まずは知ることが何事も大切です。そんなことを願って、ここで紹介させていただきます。
ハウス栽培により暑くもなく寒くもない環境で年中・季節に関係なく育てられ、不必要なまでの肥料を投入し、虫がつかないように消毒したり農薬をまいたりするのは野菜を過保護にし、野菜自身の生きようとする力を無くすことでもあります。これは子育てや家づくりと全く同じであり、甘やかした環境は結果的に、そこで育つものを無気力・無精力にしてしまう自然の摂理のひとつだと言えます。
野菜を栽培する農家の方は母親のような存在であります。野菜自身の生きる力を信じ、必要以上に力をかさないという心の強さがなければ、無農薬・無化学肥料で生命力あふれる野菜はそだてられません。だからとても子育てに似ています。精神的にも地に足をつけた心の強さが農家には求められます。
そのようななか地場の気候風土のもとで自然のありのままの環境で育てられたお野菜たちは、生命力あふれると同時に、野菜そのものの味が濃く、調味料による濃い味付けをしなくてもとても美味しい事に、皆さんきっと驚きを覚えるでしょう。逆に、調味料による味付けに頼りだしてから野菜本来の美味しさに対する感覚（味覚）を失い、自然本来の野菜をもとめなくなったとも言えるかもしれませんね。
私たちは味覚や栄養としてだけではない生命力と、地球の恵みを感じる心を、
こちらのお野菜をとおして得ることが出来るでしょう。
** お野菜便についての心得 **
自然にそった営みをしている農家の方々からお野菜を頂くという事について、
頂く側（消費者サイド）が心にとめておいて欲しい心得があります。
一 お野菜便は、自然からの恵みそのものです。
サイズ・形や虫食い・キズを嫌わずに。
*サイズや形・キズ・虫食いを嫌がれば、虫が来ないように農薬を使う
しかありませんし、サイズや形を立派にしようと不必要に肥料を使い、
それ以外のお野菜達は捨てなければなりません。
虫食いは安全で、その畑が自然に育まれている証拠！
感謝の気持ちでいただきましょう！
一 好き嫌いや個人的要望（好み）を求めないように。
*野菜便をとる人がみんな「アレが欲しい・コレが欲しい」と、
個人的な要望や好き嫌いを言えば、農家の人はたいへん！
自然に育まれる作物は消費者の好き勝手に育ちません。
それを求めることは自然に反する生き方を農家の方々に突きつける
ようなものです。恵みを大らかに受けいれ、いただきましょう！
一 季節野菜は、ばっかり食。
*野菜便というのは、当然その季節に採れるものだけで構成されます。
だから当然その季節はそればっかり食になります。
冬にキューリやトマトや茄子、夏に白菜やキャベツは自然に反し、
あり得ません。その時期に採れるものを頂くことが、その季節に必要な体力や
体質をつくってくれる、その事の大切さを知りばっかり食を楽しみましょう。
自然にそった営みをしている農家の方々からお野菜を頂くという事について、
頂く側（消費者サイド）が心にとめておいて欲しい心得があります。
一 お野菜便は、自然からの恵みそのものです。
サイズ・形や虫食い・キズを嫌わずに。
*サイズや形・キズ・虫食いを嫌がれば、虫が来ないように農薬を使う
しかありませんし、サイズや形を立派にしようと不必要に肥料を使い、
それ以外のお野菜達は捨てなければなりません。
虫食いは安全で、その畑が自然に育まれている証拠！
感謝の気持ちでいただきましょう！
一 好き嫌いや個人的要望（好み）を求めないように。
*野菜便をとる人がみんな「アレが欲しい・コレが欲しい」と、
個人的な要望や好き嫌いを言えば、農家の人はたいへん！
自然に育まれる作物は消費者の好き勝手に育ちません。
それを求めることは自然に反する生き方を農家の方々に突きつける
ようなものです。恵みを大らかに受けいれ、いただきましょう！
一 季節野菜は、ばっかり食。
*野菜便というのは、当然その季節に採れるものだけで構成されます。
だから当然その季節はそればっかり食になります。
冬にキューリやトマトや茄子、夏に白菜やキャベツは自然に反し、
あり得ません。その時期に採れるものを頂くことが、その季節に必要な体力や
体質をつくってくれる、その事の大切さを知りばっかり食を楽しみましょう。
